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初議席でいきなり議長 H21年7月13日(月)
昨日は、久喜市の提灯祭り。
私は東一という町内ですが、早朝から午後11時くらいまで。少々疲労しました。 石川家が久喜市(旧久喜町)に移り住んでから、今年で100年。私がお祭りに携わって約30年、東一のお囃子会会長になって14年。お祭りでは、地域の老若男女が集い懐かしい話しや歴史を学ぶ場にもなります。 今日は、久喜地区消防組合議会(以下「消防議会」)。 懸案の議長選挙が行われました。 消防議会は、久喜市・菖蒲町・栗橋町・鷲宮町・宮代町の議会から議員が選出されていて、久喜市議会が6人、他は3人ずつとなっています。(全18議員) 消防議会の議長選挙では、久喜市議会議員から選出することが「申合せ事項(議会で取り決めたこと)」で決定していたので、これに従って、久喜市議会では前議長の岡崎健夫氏を推薦したのですが、町議会の大半が久喜市議会で推薦した岡崎氏ではなく、久喜市議会の鈴木松蔵議員に投票し同氏が議長になりました。 久喜市議会選出の消防議員としては、1人に絞ることについて投票を経て岡崎氏に決定(7月7日)していましたが、どうしても議長になりたいという鈴木松蔵議員が他の議員と共に町議会に熱心に働きかけを行っていました。 結果は、鈴木松蔵議員に栗橋町議会の3人、鷲宮町議会の3人、宮代町議会の2人、菖蒲町議会議員1人と本人が投票、岡崎氏には、本人の他、久喜市議会が5人、宮代町議会1人、菖蒲町議会2人が投票し10対8で鈴木松蔵氏に決定です。 私は岡崎健夫議員に投票しました。 私としては、これまでの申し合わせに準じて決定した久喜市議会からの推薦候補が、どうして敗れたのか。鈴木松蔵議員に投票した議員の真意が理解できません。 久喜市選出の消防議員での協議では、鈴木松蔵議員はこれまで消防議会の経験がまったくなく、初めて議席を得た方にお願いできる大役ではないという話が出ていました。 私ももちろん、そう思います。 鈴木松蔵議員にも直接その旨を話したところ、「規約で初めての人がやってはいけないことに決まっていないから」と返答しました(7月7日午後5時過ぎ久喜市役所5階応接室において)。 全国の地方議会や政府諮問機関などによって進められている議会改革・活性化の方向性では、議会と首長(市長や町村長)が対等に役割を果たすために、議会の長である議長の権威高揚が議論となっていました。 こうした議論や方向性を踏まえれば、今回の消防議会において”初めて議席を得た議員”が、議長に就任することは、全国的にもサプライズ(驚き)なことと言えます。 鈴木松蔵議員は、生まれて初めて入った消防議会(本日)において、初めての発言(本日)が議長就任の挨拶でした。 消防行政における、消防議会の役割をどのように認識しているのか、本人と投票した方々に疑問があります。本人曰く”規約で決まってないから”ということでしょうが、旧態依然の感覚として”名誉職だから初めてでも大丈夫”的なものもあったとしたら、消防行政に日夜努力している消防職員、消防団などの関係機関・人員、関係市町住民や行政職員に対しても真に失礼な話しです。 もっとも、議会改革・活性化については久喜市議会基本条例の採決で唯一人反対したり、これまでの議会での発言から、議会の役割や議会改革・活性化への理解は皆無と私は見ていましたが、まさかここまでして消防議会議長の席に執着しているとは思いませんでした。
by baribarist
| 2009-07-14 00:07
| 市議会
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