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緊張 H20年2月26日(火)
今日は久喜市議会の本会議。
市議会各会派の市長施政方針に対する代表質問の日でした。私も所属会派「大地」を代表して質問しました。 議会であがることは滅多にない私ですが、何か今日は出だしがあがってしまいました。 各会派の代表質問は、会派に所属する議員が多い「新政議員団」と「大地」が30分ずつ。他の会派が20分ずつの質問時間です。 昨年の市議選挙までは、「大地」に所属する議員が少なかったので、20分でしたが、今回から30分になりました。 しかし、私はいつも、だいたいの紙の枚数(自分で書いた原稿)とペースで適当に20分以内にもとまるようにしていましたが、今回は、私はてっきり以前のように持ち時間が20分だと思って、原稿を書き上げていしまいました。 しかも、いつもはあまり原稿を事前に読んで計ったことなどないのに計ってみたら、何と15分で終わっていたのです。 慌てて、30分用に加筆して読んでみた所、なんと40分。 これはまずいと、だいぶ削除して28枚の原稿に直し、1枚を1分のペースで読めるように工夫しましたが、これがうまくいきません。 ページによっては漢字や空行があって、均一ではなかったからでした。 本番直前まで黙読しましたたが、自分の読むペースがつかめず、結局、本番では緊張した状態となりました。 2枚くらい読み終えた所でいつもの調子にもどり、議場に用意された大きな時計を見ながら質問ができましたが、終わってみると28分。まあまあでした。 しかし、これほど時間を気にした議会はありませんでした。 ところで、今日の議会は市長の施政方針に対する会派代表質問という日程でした。 各会派の代表がそれぞれの視点から質問に立ちましたが、今、第二次地方分権改革推進委員会が「中間的な取りまとめ」を公表し、今後、省庁への勧告や意見交換が行われることから、今日の各会派代表の質問では、地方分権全体や一部に対する考え方の質問がけっこうありました。 行政での地方分権はもちろんですが、議会人としては地方議会制度の分権改革も期待しているのですが、こちらはどちらかというと、地方制度調査会での検討が中心となりそうです。 歴史で習った方も多いと思いますが、日本の議会制度は地方から始まりました。国会の前に地方議会です。 明治政府が帝国議会を召集する前に、明治政府としては実験的な意味あいもあり、府県会(府県議会)を開催したのが日本の議会のはじまりです。 当然、普通選挙制度下の民選議会ではありませんが、この帝国議会に先駆けて開催した府県会が帝国議会開催を求める言論の中心の一つだったことからすると、当時の議会制度は今の地方分権の逆をいっていたと見ることもできます。福島県での事件や地方を舞台にした板垣退助の民選議員設立運動は有名ですね。 それから100年以上も経てからの地方分権。こちらも地方の努力で勝ち取らなくてはならないですね。
by baribarist
| 2008-02-26 22:35
| 市議会
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