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米国では民主党勝利
昨日は久しぶりに、少し「青少年市民会議」の会議に出席しました。
この団体は市民で組織して、市役所の支援を受けながら青少年育成に取り組む団体です。 19日には、35人の子どもを引率してバーベキューや遊びを県外でしてきます。 ところで今朝の新聞によるとアメリカの中間選挙では、民主党が圧勝したということです。 中間選挙は上院の一部と下院、州知事選挙などが同時に行われます。そして今回の選挙では、議会の多数を占めていた共和党が破れ、民主党が勝利したということです。 どの新聞を見ても、クリントン前大統領の妻、ヒラリークリントン上院議員が選挙区で圧勝したことを1面で取り上げていました。民主党の次期、大統領候補に最も近いという論調です。新聞やテレビで見てもその力強さに、元大統領のクリントンに勝るものを感じました。 ところで、あれから早くも6年が過ぎたことを感じました。 6年前の大統領選挙で共和党のブッシュ(現代の大統領)と民主党の当時副大統領のゴアが大接戦。 あの時、私はアメリカのニューヨークに一人旅をしていました。開票日にはゴアが勝利したとテレビで報道され、新聞に掲載されていたのに、翌日の新聞ではブッシュが勝利ということで報道されていました。 開票作業に間違いがあったとか無効があったとか、色々あって、結局、ブッシュが勝利したと裁判で決着が着くまで数ヶ月かかりました。 で、私がニューヨーク一人旅で目当てにしていたのは、ヒラリー上院議員の選挙。アメリカの上院議員の任期が6年なので、ちょうど6年前になります。 私は事前に日本で調べたニューヨークのヒラリー選挙事務所にアポイントメントなしで、いきなり訪問。少し中を見学して、選挙運動も少々見せてもらいました。 事務所は若者でごった返し、ヒラリーの活動などが分かる写真が事務所に入り口からいたるところに張られていました。 選挙運動では、これまた若い運動員がキャッチフレーズとヒラリーの名前を連呼しながら、バッチやビラをくばりまくっていました。 相手候補との誹謗合戦もすさまじく、誹謗ビラも堂々と配布されていました。 互いの事務所が入ったビルの前には、スーパーマンやヒーローなどに仮装した市民がプラカードと共に抗議活動。日本ならすぐに選挙違反でつかまります。 とにかく激しい選挙でした。 そして、開票日当日、ニューヨークの世界的に有名なホテルのロビーを貸切にして勝利宣言。風船や紙ふぶきが散乱。プラカードや国旗を振る人々でごったがえし、世界中のテレビの中継車が道をふさいでいました。 なんとまあ、派手で金のかかる選挙なんだろうと思いながら、日本に帰ってきました。 この旅では、ろくに英語が話せない私ですが、アポなしでニューヨーク市議会や選挙活動におじゃましたりと、はちゃめちゃでしたが楽しい体験旅行でした。 この2年後にも、また単身で訪問しましたが、初めて訪問したこの時はしっかりと、テロで失われたツインビルが建っていました。
by baribarist
| 2006-11-09 16:27
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