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読書週間 他 H25年10月27日(日)
先週は、久喜市議会で所属する教育環境常任委員会の視察研修や上田知事との打合せ・懇談、地元小学校のPTA活動の他、11月議会一般質問の準備などをしていました。
(写真:上田知事とコロッケをつまみながら) 昨日は、久喜市所久喜にある「久喜市いちょうの木」のいちょうの木まつりに伺いました。ここは、障がい者福祉サービスを行う施設で、障がい者の社会参加を促すために必要な自立訓練や生活指導等のサービスを提供しています。 午前中は、雨でしたが今年も多くの人で賑わい、皆さん、いきいきと活動をしていました。 (写真:いちょうの木まつり) ところで、今日から11月9日までの2週間は、読書週間(主催:公益社団法人 読書推進運動協議会)です。そこで、今日は私の気に入っている愛読書をご紹介します。 何点かあるのですが、今回は、ダニエル・カーネマン著『ダニエル・カーネマン心理と経済を語る』をご紹介、お薦めします。 ダニエル・カーネマンが行動経済学の第一人者であり、心理学者でありながらノーベル経済学賞(2002年)を受賞したことは有名ですね。私が尊敬する研究者の一人です。 この書籍は、ダニエル・カーネマンのノーベル賞受賞記念講演や自伝、彼の論文などを訳出したものです。 経済学の授業を受けたことのない彼が、どうして心理学と経済学を結び付けたのか、幼少のころからの自伝はとても興味深く、ともに研究をしたエイモス・トヴェルスキーとの親交と2人の探究心、研究の目のつけどころには見事です。 また、人間は直感的に判断をするという、いわゆる「ヒューリスティクス」や人間は変化に敏感でありながら、同じ状態には反応が少なくなる「プロスペクト理論」、人間の判断は、場合、場合の基準点に従う「アンカリング」などを分かりやすく紹介していています。 彼ら(ダニエル・カーネマンとエイモス・トヴェルスキー)が研究したこれらの理論は、現在、多くの事柄に応用されています。 私自身、市が発表するアンケート結果や統計を解釈したり、新聞やニュースなどに接する時は、彼らの理論を念頭に置きながら物事を見ています。 興味のある方は、是非、お読み下さい。 (写真:ダニエル・カーネマン著、友野典男監訳、山内あゆ子訳、『ダニエル・カーネマン心理と経済を語る』2011年3月第1刷、株式会社楽工社)
by baribarist
| 2013-10-27 21:39
| 久喜市
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