>
2011年G.W H23年5月8日(日)
ゴールデンウィーク中は、娘と遊んだりたまっていた書類をつくったりと意外と充実した時間を過ごせました。
ただ、今年中に設立することを目的にしている団体の申請書類づくりや原稿は遅れ気味です。時間のやりくりを上手にしたいと思います。 ゴールデンウィークは、通常の休みと違って比較的に時間を自由に使えるので、活動を離れて再び読み返したかった本を何冊か読むことができました。中でも下記の2冊は、特に推薦したい本です。 菊池理夫『共通善の政治学』2011年勁草書房は、著者の菊池先生に寄贈いただきました。日本でも昨年から有名になったハーバード大学のマイケル・サンデル教授らの主張である現代のコミュニタリアニズムをとても分かりやすく解説している、政治学や政治哲学の教科書的本です。 現職の議員・政治家、または、これらを目ざしている人は必読の本と思います。 ニコラス・A・クリスタキス、ジェイムズ・H・ファウラー(著)、鬼澤忍(訳)『つながり』2010年、講談社はともにハーバード大学の医学や学術、政治学などの博士号をもつ教授が執筆した本です。人間と人間のつながりについて、様々な研究事例を分かりやすく解説しています。 1人の人間の表情や感情が、どのようにまわりに影響を与えていくのか、広がるのか。人の発想がどのように世界に伝播するのか。伝染病や肥満がどのように広がるのか。過去の人類からどのように現代の人類、一人一人につながりができているのか。 あきさせない内容で、時間が経つのを忘れて読んでしまいます。こちらも、議員・政治家など社会科学全般に係る活動をする人には、大きな満足ができる本です。 明日から少し早起きをして、もう何冊か読み返したいと思います。
by baribarist
| 2011-05-08 22:38
| 日記
|
> ライフログ
> ファン
> 記事ランキング
> 画像一覧
|
ファン申請 |
||