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> ジェネリック薬品 H22年9月4日(土)
 今週は、9月2日に久喜市議会9月定例会が開会。これに関連する用務を中心に活動をしました。

 今日の午前中は防災訓練でしたが、体調不良のために参加できず、市内の医療機関に行きました。土曜日は午前中しか診療していないので、やむを得ずこちらを優先しました。診療の結果、症状は重いほうではありませんでしたが、しばらく運動や立ち仕事は控える必要がありました。

 診療が終わった後は、処方箋の薬を購入するために最寄の薬局に行きました。
 とても親切な応対をして下さる薬局です。入店して、受付に行くと薬剤師からすぐに「ジェネリック薬品」を知っているかどうか、購入を希望するかを聞かれました。
 
 「ジェネリック薬品」とは、新薬時の特許期間が満了した薬品と同じ成分でつくられ、同じ効用を持つ薬品です。厚生労働省がジェネリック薬品として承認したもので、特許期間が満了になったことから、新薬と同じ成分、効用をもちながら比較的に安価で購入することができます。そして、ジェネリック薬品は安価な薬品であることから、個人負担が軽くなることはもちろん、公的負担の医療費や保険料の節約も期待されています。

 私は、平成20年の11月議会、一般質問の時にこのジェネリック薬品について「患者負担の軽減や国保財政健全化の為にもジェネリック医薬品(後発医薬品)の利用選択がしやすいように市としても取組むべきだが考えを伺う。」という質問をしました。
 
 当時の私がつくった質問通告書には
1) 今年(平成20年)4月から処方箋の様式変更で「後発薬への変更不可」に医師が署名などをしない限り、患者が同意すれば薬剤師はジェネリック薬品を調剤できることとなったが、実際には利用が増えていないという製薬会社の調査がある。国保を運営する久喜市としての市内の状況把握を伺う。

2) ジェネリック薬品が利用可能な方へ利用変更ができやすいように、自治体の中には全世帯や国保加入者に「希望カード」の配布や広報を充実するところが見られてきた。
 久喜市としても「希望カード」の配布やこれに並ぶ施策を実施するべきだが考えを伺う。

 というものです。その時の市の答弁概要は、市もジェネリック薬品の役割と効果を認め、できるだけ選択しやすいように市内医療機関に働きかけるということでした。

 薬局で、質問したこととその頃のことを思い出しました。旧久喜市議会の会派で全国市議会議長会の研修に参加している時に、取り上げることを決めた質問でした。

 もちろん、今日初めて行った薬局でも改めてジェネリック薬品を選択しました。外用薬と飲み薬を1週間分購入しましたが、かなり安価に感じました。
 今後も、もっと選択されることを期待しています。
by baribarist | 2010-09-04 22:15 | 市議会

埼玉県議会議員の「石川ただよし]が、埼玉県・久喜市のちょっとしたニュースとコメント、自身の日記を公開
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