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ちょっと物足りない H21年12月2日(水)
今日はいい天気でしたね。こんな日は表に出たい気になります。
今週は、月曜日から3日間連続で市政に対する質問(一般質問)の日でした。私は初日に行いました。 以前もブログに書いたと思いますが、この一般質問の時に毎回、気になるのが議員の「要望します」という発言です。 「要望しますが、いかがか?」という質問であればいいのですが、項目ごとの質問のしめくくりで「要望します」「要望して質問を終わります」では、会議録を見た市民や傍聴者、その場にいた議員や職員も要望の結果、どのようになったかが分かりません。 第一、要望で済ますのならば、わざわざ議会で取り上げなくても、文書でも口頭でも直接、市に訴えて公表すればいいだけで、私は議会で要望するだけの発言の必要性を感じません。 要望するならば、「要望しますが、いかがか?」と要望に対する考えを最後まできちんと聞くべきです。 答弁をする側の市などは、「要望します」で質問を締めくくらればホッとするかも知れませんが、二元代表制の一翼であり本来的に行政監督原理を期待されている議会・議員の発言としては、物足りなさを感じます。 私は、これまでの約15年間の議員活動の中で、全ての議会で一般質問を行いましたが、一度たりとも「要望します」で締めくくった質問項目はありません。 私の印象では、ここ何年か、この「要望します」で締めくくる発言が増加傾向にあります。 もちろん、何でもかんでも質問してしつこく聞けばいいというものではありません。質問した結果、答弁に納得がいけば「分かりました」と理解して、納得ができなければ、納得ができない点に絞って質問して議論を深めていくべきです。 久喜市議会は、かつて回数制限があった一般質問において、質問の回数制限をなくし、時間だけの制限にしました。 この制度変更の趣旨は、議論を深めるためです。議員も運用方法を再考しなければならないと思います。
by baribarist
| 2009-12-02 19:00
| 市議会
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