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追加景気対策 H21年4月9日(木)
火曜日から今日までは、入学式関係のイベントや式への出席が相次ぎました。
今日は、午前中に議会基本条例を検討する委員会、午後からは地元小学校の入学式でした。 ところで、今朝の各社の報道では、政府と与党が追加景気対策として、約15兆円の補正予算案をまとめたとありました。 雇用対策や温暖化対策、子育て支援や減税策などです。 私としては、まとめられた経済対策の内、歳出面では温暖化対策としてのエコカーへの買い替え補助や優良農地保全の為の貸し出し、生産調整での飼料用米の作付けへの補助金増。花粉症対策としての杉の伐採、植え替えや公立学校への耐震化費用補助、雇用調整助成金などは有意義な歳出として評価するところですが、歳入面としての経済対策では気になる点があります。 それは、中小企業の交際費軽減課税額の上限を400万円から600万円にするという案ですが、効果に疑問があります。 景気後退局面で、企業がどれほど交際費の支出を涵養に考えるか。政府と与党としては、企業が積極的な営業活動をすることで、交際費の支出増加で飲食店などが活気づくとともに、成約が増えれば、景気浮揚の一要因になるとの考えだと思いますが、下げ潮基調で交際費の支出増を考える中小企業がいかほどあるかは疑問です。 ただ、8日に内閣府が発表した3月の「景気ウォッチャー調査」(街角の景気の現状を小売店主などから、3ヶ月前と比較した結果を聞いたもの)では3ヶ月連続で改善しているとして、内閣府の基調判断を「景気の現状は極めて厳しいものの悪化のテンポがゆるやかになっている」としました。 わずかながらではありますが、景気の見方に関する上方修正です。 こうした景気に関する人々の感覚・意識によって消費を中心として景気は形勢されます。 経済に関する暗いニュースが連日、報道されますが、このところの円安傾向に合わせて、効果ある追加景気対策で景気浮揚となることを期待しています。
by baribarist
| 2009-04-09 22:32
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