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議論 H19年9月20日(木)
今日は私が所属する久喜市議会市民経済委員会でした。案件が少なかったのですぐに終わり、委員会後は会派の会議、雑用をした後に知人の病院見舞いなどをして、午後からは所用で鷲宮町役場に行き、続いて白岡町役場で議長、副議長などにお会いしました。
また、今日は、28日の議会最終日に行う予定の議員提出議案への質疑通告(質疑があることと質疑の要旨を議長に知らせること)締切日でもありました。 私が所属する会派の同僚から2つの議員提出議案を提案していますが、それぞれに質疑通告がありました。 2つ提案しているうちの一つは、市議会に議会活性化対策特別委員会を設ける議案です。 議会は言うまでもなく、議論をするところです。議論をつくして結論を出すところですから、質疑を頂くことは「議会活性化」という観点からも大歓迎すべき事態です。 地方議会では、制度上、正式に議員同士が本会議や委員会で議論をすることはありません。しかし、議員が議案を提案すれば、議案についての議論をすることができます。 議論をする中で、質疑者、答弁をする提案者ともに主張を展開することができるので、議論が活発に行われます。議論を戦わせ、その結果、よりよい結果を導くのが議会です。 私も過去に修正案などを含めれば、何件かの議案を提案したことがあります。私の記憶では、新規の政策的な条例案を提案した時には、本会議だけで2時間くらい。他の新規条例案では本会議と委員会で合わせて4時間くらい質疑を受け続け、答弁をした覚えがあります。もちろん、休憩などで中断時間はありません。そしてその結果、私が提案した議案が可決成立した時の喜びはひとしお。それと同時に、的外れなものも含めてすべての質疑の内容が提案者である私に責任の重さを改めて痛感させるもので勉強になりました。 反対に、例え可決されても質疑がまったくない中で採決にかかった議案ほどむなしいものはありませんでした。提案者としては、当然、自分の強い思いがあるので、提案理由の説明の他に、できれば質疑に答える中でも自分の主張を披露したいと思うものです。 私が過去に提案した議案の中に当時25名だった議会議員の定数を16名にする案がありましたが、この案を提案した時には本会議での質疑はなく、あっさり否決。これほどむなしく、悲しいことはありませんでした。 私としては、この機会に質疑に答える中で自分の考え、議案の理論をお話したい気持ちでした。 今回は、私が所属する会派の2議員が2案を提案し、他会派の議員から質疑通告を頂いています。議員同士の活発な議論を期待しています。
by baribarist
| 2007-09-20 22:51
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