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「実費を上回る旅費(費用弁償)」の改正案提案 H27年6月26日(金)_d0084783_1783757.jpg

(写真:今日の会派「無所属県民会議」控え室)

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(写真:ほぼ使えるようになった久喜市中央の「埼玉県議会議員石川ただよし 無所属県民会議久喜支部」の事務所)


 今日は、県議会本会議でした。
 一般質問に3人の議員が登壇しました。私の所属会派では、醍醐議員が午後、質問をしました。

 ところで、今日、私の所属する無所属県民会議から「埼玉県議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例」を本定例会に提出する旨を議会運営委員会で説明し、了承を得ました。

 内容は、議員が議会や委員会に会期中、出席した場合(応招旅費)に交通費としての性格が強い費用弁償が定額で多額に支払われている現状を改めるというものです。

 具体的には、費用弁償は1日につき議員が住んでいるところから県議会(浦和)まで距離に応じて、議員報酬とは別に10km未満が6000円、50km未満が8100円、50km以上には10200円が支給されるというものです。

 秩父からの議員は10200円、久喜市内からでは8100円、県庁の隣に住んでいてても6000円が応招旅費(交通費)として支給されます。昨年度は、議員1人あたり最高で約64万円、最低でも議員1人あたり21万6000円が支給されています。
 この定額での支給額は、例えば電車賃で換算しても実際にかかった額を大幅に超え、一般的な感覚とかけ離れたものです。また、自治体財政の健全運営という論点からも好ましい額とは言えません。

 以上のような理由から、以前から多くの全国の市町村議会や県議会で、この費用弁償を廃止、あるいは実際に交通費としてかかった実費のみの支給に改めています。(地元の久喜市議会では、合併前から廃止しています。)

 今回の私たち無所属県民会議が提出する案は、これまでの実費を大きく上回る定額支給の費用弁償(応招旅費)を県の一般職職員の旅費支給と同様に改め、実費に近づけるものです。ほとんどの年度で、年間の費用弁償(応招旅費)の議員全員の総額は、4000万円を超えていますが、これを電車賃の実費で試算すると約730万円ほどに節約できます。

 今回は、私たちが案をつくり、他の会派・議員に呼びかけ、提案することになりました。

 来週、本会議に提案し7月6日の委員会の審査になる予定です。
 
 県議会各会派の賛否、動向に関心を寄せていただきたいと思います。








 
by baribarist | 2015-06-26 17:52 | 埼玉県

埼玉県議会議員の「石川ただよし]が、埼玉県・久喜市のちょっとしたニュースとコメント、自身の日記を公開
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