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> 決算常任委員会はじまります H22年9月30日(木)
 昨日は、久喜市議会9月議会の最終日でした。市長提出議案の補正予算などすべての議案は可決されました。
 「男女共同参画を推進する条例」は、私が所属する会派「政策会議」から修正案を提案しましたが、否決されましたので、もとの案(原案)に賛成しました。
 原案そのものがあってはならないほどのものであれば、修正案を出すことなく、原案に反対します。しかし、原案の趣旨を認め、手直しをしてよりよいものにして施行するべきと考えられるものには、修正案を提案します。だから、国会ではよくあることですが、修正案を提案したものの、これが否決となったので原案に賛成しました。

 今日は、午前9時から久喜地区消防組合で研修。午前10時から久喜地区消防組合議会。こちらも平成21年度決算、補正予算とも可決して、午後1時30分頃には終了となりました。
 その後、私は議会フロアの協議室で、明日から開催の久喜市議会決算常任委員会のための質疑などの準備です。明日は、合併前の久喜市の平成21年度決算を審査します。
 なかなかボリュームがあるので、役所を出たのは午後7時くらいになっていました。

 決算審査に対しては、前年度の決算状況から事業などを見ていくことから「もう、予算を使った後の話だから・・・」「去年のことだから・・・」と無関心・あきらめともとれるような間違った認識をしている人がいます。
 確かに、これからの予算の使いかたを審査する予算審査と違って、決算は、前年度に使い終わった予算を審査するので、”既に終わったこと”を審査していくことになります。

 しかし、委員会の決算審査では、それぞれの委員(議員)がそれぞれの視点で、事業について質疑をしていきます。そして、質疑をして答弁を得ていく過程で、事業を点検し改善点や問題点はないかを確認し、仮にあると思えば、ちょうど今頃から始まる来年度の予算編成に生かされるように問題提起をすることになります。もちろん、逆に説得力がある答弁であれば、決算状況・各事業の正当性を裏付けることにもなります。また、質疑をする側の委員(議員)の誤解や勘違い、認識の違いだったことも明白になり、委員(議員)から言われるがままの一方通行ではなくなります。
 
 多くの委員(議員)は、決算審査で得たことを手がかりに、次の議会で一般質問をしたり、他の委員会審査での質疑に生かしていると思います。そうでなければならないと思います。9月議会は閉会しましたが、明日から、また今後に向けての議論がはじまります。
by baribarist | 2010-09-30 21:46 | 市議会

埼玉県議会議員の「石川ただよし]が、埼玉県・久喜市のちょっとしたニュースとコメント、自身の日記を公開
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